長野県松本市は２２日、同市波田の市立病院で４月、分娩（ぶんべん）時に医療ミスがあり、新生児が重い後遺症が残る恐れのある脳の障害を負ったと発表した。胎児の心拍モニターに異常な波形が出ていたにもかかわらず、助産師が産科医に報告しなかったのが原因。病院は２ ...

長野県松本市の松本市立病院は、2025年4月、分娩の際に赤ちゃんの脳に後遺症が出る可能性がある医療ミスが発生したと発表しました。助産師が、胎児の心拍モニターの異常を医師に報告するのを怠ったことで対応が遅れたのが原因だということです。 松本市・北野喜良 ...

■産科維持も再検討 ...

長野県松本市 は22日、松本市立病院（同市波田）で、分娩（ぶんべん）時の医療過誤により新生児が仮死状態で生まれ、脳に障害がある低酸素性虚血性脳症になったと発表した。胎児の健康状態を把握する心拍モニター ...

低酸素性虚血性脳症は分娩の際、胎児の脳が酸素不足や血流不足になることで引き起こされる脳の障害で、重度の場合は長期的な後遺症を伴うことがある。病院によると、生まれた新生児は、今後も継続して病状を見守っていく必要がある状態という。

松本市立病院で４月に行った分娩(ぶんべん)で医療ミスがあり、仮死状態で生まれた新生児が、脳に障害を負う「低酸素性虚血性脳症」となったことが２２日、分かった。市立病院が同日午後２時から記者会見して発表する。２３日以降は分娩の扱いを休止するもよう。

長野県松本市は22日、松本市立病院で4月、胎内の赤ちゃんの心拍数に異常があったのに助産師が医師に報告せず、仮死状態で生まれる医療事故があったと発表した。「回復するため問題ない」と考えていたという。赤ちゃんは低酸素性虚血性脳症と診断された。 ...

松本市立病院で分娩時に医療事故が起きていたことが分かりました。助産師が心拍モニターの監視を怠り胎児は仮死状態に陥りました。 ■松本市・北野喜良 病院事業管理者 「誠に申し訳ありませんでした」 松本市立病院は会見で今年4月、2人の助産師が胎児の心拍モニターの心拍数に異常が出ているにもかかわらず報告を怠ったため胎児が仮死状態で出産され、低酸素性虚血性脳症になったと説明しました。 胎児は心拍数が60台に ...

出産は女性の分断や序列化の装置だった――。日本や海外の無痛分娩（ぶんべん）を研究してきた神奈川県立保健福祉大准教授で助産師の田辺けい子さんは前編で、そう指摘した。後編では「無痛分娩なのになぜ痛い？」への疑問や、日本のイエ制度と無痛分娩の関係性へと話は ...

無痛分娩とは麻酔を使って出産時の陣痛を軽減するもの。高知県によりますと、全国で高知のみ導入されていませんでした。出産方法の選択肢を増やそうと高知大学医学部と県は2025年度、「無痛分娩提供体制構築プロジェクト」を立ち上げ、人材の育成などに取り組んでい ...

「痛みがなければ母親になれないなんておかしい」という考えが浸透し、硬膜外麻酔による無痛分娩の希望者が増えている。一方、2016年には日本 ...

出産の痛みを麻酔でやわらげ、出産時やその後の疲労などを軽減する無痛分娩。ここ数年、神戸、京都、大阪で起こっていた無痛分娩が原因の ...